特殊被害詐欺の実態などを学ぶ銀行員=香川県高松市西内町、香川銀行洗心会館

特殊被害詐欺の実態などを学ぶ銀行員=香川県高松市西内町、香川銀行洗心会館

 後を絶たない特殊詐欺被害を水際で防ごうと、香川銀行は22日、香川県高松市西内町の同行洗心会館で、県警の担当者を招いた研修会を開き、県内金融機関で4月から取り組んでいる預金小切手を使った対策「預手(よて)プラン」への理解を深めた。

 研修会には各支店のコンプライアンス担当者ら55人が参加。県警生活安全企画課の堀江良英管理官が講師を務めた。

 預手プランは、金融機関で高額の現金を引き出す高齢者にアンケートに回答してもらい、預金小切手の利用を勧める取り組み。県警が県金融機関防犯連合会に要請し、4月から本格的に始まっており、同行でも全店舗で実施している。

 堀江管理官は「県内の特殊詐欺被害は年々増加傾向にあり、被害者の大半は金融機関で現金を用意している」と説明。その上で「被害を防ぐためには、金融機関と警察との連携強化が必要」と述べ、預手プランの積極活用を求めた。

 研修後、同行東かがわブロックの広田摩利子支店長代理(48)は「警察と協力して顧客の資産を守っていきたい」と話していた。