香川県警捜査2課は29日、香川県内で息子を装うおれおれ詐欺が相次ぎ、高松市内の70代の女性2人が計700万円をだまし取られたと発表した。2件とも2日間にわたって自宅に電話があり、JR坂出駅(坂出市)に呼び出されて現金を渡していることから、同課は同一犯の犯行とみて調べている。

 同課によると、女性の1人は23日に息子を名乗る男から「風邪をひいて声が変」と電話があり、翌日にも同じ男から「友人に借りた400万円が横領した金だった。今日中に返さないと捕まる」と電話が入った。女性は指定されたJR坂出駅で息子の知人を名乗る男に現金400万円を手渡した。

 別の女性も27、28日に同様の電話で300万円をだまし取られたという。同課が詳しい被害状況を確認している。

 女性2人は現場で男に携帯電話を渡され、電話口に息子を名乗る男が出たため信用したという。同課は2人以上のグループによる犯行とみて調べを進めるとともに、同様の不審電話がほかにも5件(いずれも未遂)相次いでいるため、注意を呼び掛けている。