さぬき市内の郵便局が作成した特殊詐欺の被害防止を呼び掛けるはがき

さぬき市内の郵便局が作成した特殊詐欺の被害防止を呼び掛けるはがき

 多発する振り込め詐欺など特殊詐欺の被害防止に一役買おうと、さぬき市内の全12郵便局が連携し、詐欺被害への注意を呼び掛ける啓発はがき約1万600枚を作成。被害者の約7割を占める高齢者世帯を中心に14日から配達を始めた。

 はがきは暑中見舞い用のはがき「かもめ〜る」を活用して作成。費用は各郵便局が市内企業などから協賛を募り、計52団体が協力した。民間企業の協力を得ての取り組みは県内で初めて。16日までに市内の約半数の世帯に届けられるという。

 はがきには表面に協賛企業の広告を掲載し、裏面に「『必ず、儲(もう)かります』はサギです」「『還付金・ATMの言葉が出たら』サギです」などと特殊詐欺への注意を喚起する言葉を並べた。はがきを電話の近くに置くことも勧めている。

 14日は、同市長尾東の長尾郵便局(和泉幸二局長)ではがき配達の出発セレモニーが行われ、和泉局長が「多くの協賛が得られ、約半数の家庭に配ることができるのはうれしい限り。今後もトータル生活サポート企業として地域貢献を続けたい」とあいさつ。セレモニーには各局の代表者ら約20人が参加し、同局の窓口や周辺で被害防止を呼び掛けるチラシなどを配るキャンペーンも実施した。

 さぬき署によると、県内で発生した特殊詐欺の発生件数は今年6月末現在で67件、被害額は約2億1千万円。中でも振り込め詐欺は前年同期比で40件増の52件発生しており、被害額も同8千万円増の約1億3千万円に上っている。