祖父母宛てに詐欺防止を呼び掛けるはがきを書く児童ら=香川県三木町氷上、氷上小

祖父母宛てに詐欺防止を呼び掛けるはがきを書く児童ら=香川県三木町氷上、氷上小

 おじいちゃん、おばあちゃん、気を付けてね―。香川県三木町氷上の氷上小学校(井口和久校長)の児童がこのほど、祖父母に振り込め詐欺など特殊詐欺の注意を呼び掛ける「暑中見舞いはがき」を手作りした。学校生活で頑張っていることを記すとともに、「『ATMでお金が返ってくる』はサギだよ」などと、被害防止への願いをしたためた。

 特殊詐欺の被害が急増する中、孫からの便りで高齢者を狙った特殊詐欺を防ぐ「孫便り作戦」として、県警と日本郵便四国支社が初めて企画。総合的な学習の時間で高齢者福祉について学ぶ同校の5年生79人が参加した。

 児童は、県警生活安全企画課や同支社の担当者から詐欺の手口や宛名書きなどの指導を受けた後、暑中見舞いはがきを作製。「水泳クラブでいっぱい泳いでいるよ」「文化祭を見にきてください」といったイラスト付きメッセージの上に、「知らない電話番号からかかってきた時は絶対に気を付けてね」「『必ずもうかります』はサギだよ」などと詐欺のキーワードを手書きした。

 東咲都君(11)は「おじいちゃんがいつ被害に遭うか心配。はがきを読んで気を付けてほしい」と話していた。