香川県内で12日、公的機関を名乗り、医療費の払い戻しがあるとかたる還付金詐欺の電話が5件相次いだ。いずれも未遂だった。4月以降、県内で連続発生した還付金詐欺の電話のほとんどが木、金曜日に集中しており、県警捜査2課は「13日も掛かってくる可能性が高い」と注意を呼び掛けている。

 同課によると、12日午前、高松、丸亀両市内の60〜70代の男女5人の自宅に、市役所の職員を名乗る男から「医療費の払い戻しがある。手続きするので連絡を」などと電話があった。うち1人はコンビニエンスストアの現金自動預払機(ATM)まで行ったが、不審に思った店員が未然に防いだ。

 4月以降、県内では医療費の還付をかたる詐欺電話が木、金曜だけで70件以上発生。すべて高齢者が狙われている。

 5月末現在の還付金詐欺被害は17件の約990万円で、既に昨年一年間の9件、約480万円を大幅に上回っている。