香川県高松市内で22日、公的機関を名乗り、医療費の払い戻しがあるとかたる還付金詐欺の電話が23件相次ぎ、このうち2件で計約80万円をだまし取られた。狙われたのは高齢者で、県警捜査2課が同一犯とみて調べている。

 同課によると、同日朝から昼すぎにかけ、同市内の男女23人の自宅に、市役所などの職員を名乗る男から「医療費の払い戻しがある。きょうまでに手続きをしないといけない」などと電話があった。教えられた電話番号に掛けると、「キャッシュカードを持ち、近くのコンビニやスーパーのATM(現金自動預払機)に行ってほしい」などと言われた。

 このうち、70代の女性2人が男の指示通りにATMを操作し、計約80万円をだまし取られた。

 県内では4月中旬にも、同様の還付金詐欺事件が連続して発生し、「振り込め詐欺警戒全県警報」が発令される事態となった。

 同課は「今後も同様の電話が掛かってくる可能性がある。『還付金+ATM=詐欺』。公的機関が還付金をATMで払い戻すことは絶対にない」と注意を呼び掛けている。