香川県高松市内で10日から18日にかけ、医療費の払い戻しをかたる還付金詐欺の被害が相次ぎ、県安全・安心まちづくり推進協議会(会長・浜田恵造香川県知事)は18日、「振り込め詐欺警戒全県警報」を発令した。発令期間は27日までの10日間で、市町や県警などが県民への注意喚起に努める。

 県警捜査2課によると、18日に同市内の70〜80代の女性3人の自宅に、市役所の職員を名乗る男から「医療費の払い戻しがある」などと電話があった。3人は男の指示通りに自宅近くの現金自動預払機(ATM)を操作し、計約230万円をだまし取られたという。

 同様の電話は10、11日にも連続発生しており、18日を合わせた3日間で計39件に上る。いずれも同市内の60〜80代の高齢者が狙われ、計11人が被害に遭った。被害総額は計約740万円。

 警報発令は昨年に続き2回目。期間中は、各市町が広報活動を行い、県警も巡回活動などを強化する。同協議会は「公的機関が還付金をATMで払い戻すことは絶対にない。携帯電話を使用しながらATMを操作する高齢者を見たら声をかけて」と注意を呼び掛けている。