特殊詐欺の月例被害額

特殊詐欺の月例被害額

 全国の警察が今年1〜2月に把握した振り込め詐欺などの特殊詐欺の被害額は約73億6千万円で、年間被害額が約486億9千万円と過去最悪だった昨年同期と比べ、35・2%増加したことが17日、警察庁のまとめ(暫定値)で分かった。

 警察庁は同日、都道府県警の担当幹部を集めた対策会議を東京都内で開き、金高雅仁次長が「首謀者層を捜し出し、組織を根絶やしにしなければ犯行を止められない。これまでの施策を検証し、戦略を再構築してほしい」と指示した。

 類型別の被害額は、おれおれ詐欺が8・9%増の約20億7千万円、金融商品の取引を装う詐欺が23・6%増の約27億円、架空請求詐欺が128・9%増の約12億9千万円などだった。

 香川県内では、6件の被害があり、被害額は約1700万円。おれおれ詐欺や架空請求詐欺などの振り込め詐欺が5件、金融商品の取引を装う詐欺が1件だった。

 手口別では、おれおれ詐欺の84・7%が現金手渡し型で、振り込み型は10・8%しかなかった。金融商品取引詐欺でも、郵便や宅配便で現金を送らせる送付型が45・2%、手渡し型が30・1%などとなり、振り込みを求めない手口が主流となっている。