香川県高松市内で医療費の払い戻しをかたった還付金詐欺事件が相次いでいる。10日に女性(80)が約130万円をだまし取られたほか、11日には60〜70代の男女4人が計約180万円の被害に遭った。県警捜査2課が同一犯とみて捜査している。

 同課によると、10、11両日の昼から午後にかけ、同市内の60〜80代の高齢者宅16軒に、社会保険事務局や市役所の職員を名乗る男から「医療費の払い戻しがある。3万円余を口座に振り込む」などと電話があった。11人は被害を免れたが、男女5人は自宅近くの現金自動預払機(ATM)で男の指示通りに操作。10日に女性が3回にわたり計約130万円を、11日には男女4人が約30〜50万円をそれぞれ別の口座に振り込んでしまった。

 同課は「自分でATMを操作して他人からお金が振り込まれることはなく、公的機関からこうした電話も絶対にない」と注意を呼び掛けている。