香川県内で28日から30日までの3日間に4件の振り込め詐欺被害が発生したことを受け、県安全・安心まちづくり推進協議会(会長・浜田知事)は30日、「振り込め詐欺警戒全県警報」を発令した。警報発令は8月に制度を導入して以来初めて。発令期間は11月8日までの10日間。

 警報は、振り込め詐欺やひったくりなどの特定の犯罪が多発する恐れがある場合に発令。警察官による巡回強化やキャンペーンなどで犯罪被害の抑止を図る。

 県警捜査2課によると、30日には、高松市内の女性(74)宅に銀行員を名乗る男から「医療費の還付金がある」などと電話があり、コンビニエンスストアの現金自動預払機(ATM)を男の指示通りに操作して約50万円をだまし取られる被害があった。3日間で計9件の同様の電話が確認され、被害額は4件で計約250万円に及んでいる。

 発令期間中は、各市町が広報活動を行うほか、警察官がATMやコンビニなどをパトロールし、不審者や携帯電話をしながら振り込んでいる人がいないかなどをチェックする。