警察官などを名乗り、銀行口座から現金を引き出させ、家に保管するよう求める不審電話が香川県内で相次いでいることが、12日分かった。いずれも被害はないが、県警は詐欺行為とみて捜査を進めている。

 県警によると、不審電話があったのは高松、坂出、丸亀市内の個人宅で、電話を受けたのは50〜80代の女性。10、11の両日で10件程度あったという。12日は確認されていない。

 不審電話は、警察官や銀行協会の職員を名乗る男が振り込め詐欺への注意を促した後に、「あなたの口座が狙われている」などと警告。預金残高を聞き出した上で、預金全額を自宅に保管するよう指示する内容だったという。

 県警捜査2課は、家に保管した現金を銀行協会の職員を名乗る人物が取りに行き、だまし取る手口とみており、「警察官や銀行協会の職員が出金を指示することはない。不審に思ったら、すぐに110番か最寄りの警察署に通報を」と注意を呼び掛けている。