日本年金機構は7日、全国の年金事務所に受給者から「社会保険庁の職員と名乗る人に電話で銀行口座番号を聞かれた」などの問い合わせが2011年度に427件あり、113件だった10年度の約3・8倍に急増したと発表した。

 年金機構は、社会保険庁や社会保険事務所は10年1月に廃止されて今はもうないことや、電話で口座番号などを聞いていないことをホームページで広報し、振り込め詐欺に注意するよう呼び掛けている。

 問い合わせ数を都道府県別で見ると、大阪府が38件で最多。兵庫県の37件、東京都の36件が続いた。香川は3件。一方、徳島、大分、沖縄の各県は0件。岩手、富山、石川、佐賀の各県はそれぞれ1件だった。