警部用の制服を着てキャンペーンに登場したきな子=香川県高松市、丸亀町壱番街ドーム広場

警部用の制服を着てキャンペーンに登場したきな子=香川県高松市、丸亀町壱番街ドーム広場

 香川県と香川県警などは15日、高松市の丸亀町壱番街ドーム広場で、振り込め詐欺の被害防止キャンペーンを行った。来年1月から県警の嘱託警察犬となることが決まった「きな子」が警部用の制服を着て登場し、買い物客らに不審な電話やメールへの注意を訴えた。

 キャンペーンは、被害の続く振り込め詐欺を抑止しようと、昨年に続き実施。県や県警、ボランティア団体などから約50人が参加し、通行人に啓発チラシや防犯グッズを手渡した。

 きな子はネクタイにシャツ、新調したオーダーメードの紺色の制服姿で、帽子もかぶって誇らしげ。話題のアイドル犬を一目見ようと大勢の通行人が足を止め、つぶらな瞳で被害防止を訴えるきな子を取り囲んだ。

 さぬき市津田のパート店員、吉田美幸さん(33)は「かわいいきな子に注意されたので、詐欺被害には気を付けなきゃ」と笑顔だった。

 きな子はラブラドルレトリバーの雌で8歳。嘱託警察犬の試験に6年連続で落ち続けたが、11月の競技会で1位になり来年1月から嘱託警察犬になることが決まった。ドジっぷりが人気となり今年映画化された。