香川県内の振り込め詐欺被害額・件数

香川県内の振り込め詐欺被害額・件数

 2009年の香川県内の振り込め詐欺による被害は前年比59・2%減の77件(未遂を含む)、被害額は同75・1%減の約4200万円で、件数、被害額ともに統計が始まった04年以降で最少となったことが香川県警のまとめで分かった。香川県警は「予防啓発キャンペーンや現金自動預払機(ATM)での警戒、声掛けなどで、県民の振り込め詐欺に対する意識が高まったのでは」とみている。
 
 09年の被害状況を犯行別にみると、有料サイトなどの料金請求を装う「架空請求詐欺」が約2900万円(前年比47%・0減)、医療費などの還付を装って現金を振り込ませる「還付金詐欺」が約770万円(同32・6%減)、融資を装って保証金をだまし取る「融資保証金詐欺」が約490万円(同90・5%減)。08年に約4900万円がだまし取られた「おれおれ詐欺」の被害はなかった。

 送金手段は、ATMで現金を振り込ませる手口が全体の7割超の57件。郵便小包「エクスパック」での郵送は4件だった。

 被害を年齢別にみると、20代が19件と最も多く、次いで30代18件、50代13件、60代10件などの順。若い世代の割合が増えており、昨年12月には10〜20代の男女3人が有料サイトの利用料金請求を装う詐欺で計約105万円の被害に遭っている。

 香川県警は今後、若い世代への啓発を強化するほか、今年は地上デジタル放送の工事費請求を装った手口の増加などが予想されるとみて、注意を喚起する。