増加傾向にある振り込め詐欺を防ごうと、県警は年末年始の特別警戒(12月10日―1月10日)に合わせ、パトロールを強化。香川県内約950カ所のATMコーナーを制服警官らが巡回するなどし、高齢者らが被害に遭わないよう呼び掛けている。

 県警捜査二課によると、今年(11月末現在)の振り込め詐欺の発生件数は未遂も含めて180件(前年同期比35件増)。被害総額は約1億6400万円で、昨年1年間の被害総額(約1億3100万円)を既に大幅に上回っている。

 11月の単月では、発生件数11件(対前月比九件減)、被害額は合わせて約100万円(同700万円減)。10月が全国一斉の「振り込め詐欺撲滅月間」で、約300人の警察官がATMコーナーに張り付くなどした効果が現れた。

 県警では「振り込め詐欺は心の隙を狙ってくる。あわただしい年末年始こそ気を引き締めて」と注意を訴えている。