郵便事業会社の小型小包「エクスパック」を悪用した振り込め詐欺が急増している中、被害を未然に防いだとして、さぬき署(空田利一署長)とさぬき地区防犯協会連合会(会長・大山さぬき市長)は9日、ローソン木田牟礼店(高松市牟礼町)のオーナー、香川豊数さん(35)に感謝状を贈った。

 同署によると2日夜、高松市内の女性(39)の携帯電話に、知らない男から「携帯電話使用料の延滞金が28万5000円になっている。コンビニのエクスパックで現金を早急に送ってほしい」と指示があったという。

 翌3日、ローソンの同店を訪れ、現金をエクスパックで送ろうとしている女性に香川さんが気付き、事情を聞いたところ、振り込め詐欺だと直感したため女性に警察へ相談するよう勧めて被害を防いだ。

 贈呈式で空田署長から感謝状と記念品を受け取った香川さんは、「普段からATMなどの利用客にも注意している。被害がなくて良かった」と話していた。

 エクスパックは、専用封筒を使って全国一律500円で郵送できる小包。封筒は郵便局やコンビニで購入できるが、現金を送ることは禁じられている。