
牛丼チェーンでは焼き味が売りの商品が好調

「焦がし」スイーツは女性に人気が高い

こってり味のカップ麺は、幅広い層に受けている

深煎り豆を使った缶コーヒー。深い香りをじっくりと味わえる
通常よりも香ばしい香りやほのかな苦みを味わえるスイーツや缶コーヒー、カップ麺などの食品が次々と登場している。外食チェーンでも「焼きメニュー」が人気となるなど、“焦がし”の風味を楽しめるグルメが、この冬のトレンドとなっている。
森永乳業が1月上旬に発売したプリン「濃艶(こいつや)ショコラ 焼キャラメルショコラ」は、焦がしキャラメルをチョコレートプリンに混ぜ込んだ、大人向けのほろ苦くコクのある一品。「夏はさっぱりした味わいが好まれるが、冬はしっかりとした香りや味のニーズが高まる」(同社担当者)とあって、香川県内のコンビニで女性客の注目を集めている。
30代以上の男性をターゲットにしたのは、アサヒ飲料(東京都)の缶コーヒー「ワンダ キングロースト 焦がし微糖」。コーヒー豆を強火で焙煎(ばいせん)し、従来より深い香りを実現。普段は缶コーヒーを飲まない人からも支持されているという。
“焦がし”の香りが食欲をそそるのは、東洋水産のカップ麺「マルちゃん 焦がし風味噌(みそ)バター味コーンラーメン」。焦がし味噌とバターの風味が若い世代を中心に受けている。
牛丼チェーンの吉野家では昨年末に「焼味豚丼 十勝仕立て」が登場。高松市内の店舗では発売当初から好評で、同店担当者は「こってりした焼き味が幅広く好まれている。新たな定番メニューになるのでは」と手応えを感じている。