高松市教委は17日、香川県多肥上町の多肥小(亀井伸治校長)で、5年生の1クラス32人のテスト成績や名簿などが入ったUSBメモリーを紛失する事案があり、児童が自宅に持ち帰っていたと発表した。情報の流出は確認されていない。
高松市では先月、山田中で同様の紛失事案があったばかり。市教委は再発を重くみて、管理のガイドラインを強化。個人情報を保存したUSBなど外部メディアの校外持ち出しを当分の間、全面的に禁止することを決めた。また、全教員に対して、USBなどの所持本数や保管状況の調査を行い、改善を指導する。
市教委によると、一時紛失したデータには5年生1クラス32人の名簿と本年度の国語、社会、理科のテスト点数を入力していた。テストのファイルにはパスワードを設定していた。
30代の女性担任が12日に筆箱に入れて自宅に持ち帰り、13、14日に入力作業を行った。15日の午前10時半ごろ、教室で筆箱からメモリーがなくなっていることに気づき、自宅や教室内を探しても見つからず、16日夕に校長に報告した。
学校の調査によると、児童の1人が持ち帰っていることが15日に分かり、17日に保護者と一緒に学校に持参した。複数の児童がからんでいるとみられ、学校が経緯を調査している。