
丸亀町商店街にオープンする企業主導型保育所「壱番街ドーム保育園」=高松市丸亀町
高松丸亀町商店街振興組合の有志が出資して設立した高松ライフシステム(新田慎吾社長)は、丸亀町壱番街東館内に5月1日、企業主導型保育所「壱番街ドーム保育園」を開設する。年中無休、1日最大13時間の長時間保育を行う。
企業主導型保育所は2016年に国の制度がスタート。認可外だが、一定の条件を満たすと認可施設並みの助成を受けられる。
整備に向けて、商店街の店舗や周辺事業所のニーズも聞き、休日も利用可能とするほか、利用時間を午前7時〜午後8時の13時間とすることなどを決めた。
園児向けスペースとして287平方メートルを確保しており、定員は60人。0〜5歳児が対象で、商店街や周辺事業所の従業員に加え、地域の子どもも受け入れる。東館3階の保育室のほか、西館4階の大型ベランダには砂場や滑り台も設置、外遊びの環境も整える。
同組合の古川康造理事長は「商店街の再開発では今後も、商業の再生だけでなく、関わる皆さんが快適に暮らし、働けるようにしたい」と話している。