天気予報を見る
 
新聞購読申込
香川ニュースTOP > 記事詳細

“幻の校歌”65年ぶり復活 6年間だけ開校の誉水中 5期生が同窓会で合唱

2018/04/11 09:33

再現した誉水中校歌の楽譜
再現した誉水中校歌の楽譜


 終戦直後、旧誉水村(現東かがわ市)で6年間だけ開校していた「誉水村立誉水中学校」の校歌を、卒業生たちが1年がかりで調べ上げ、10日に同市内であった同窓会で65年ぶりに復活した“幻の校歌”をみんなで合唱し思い出に浸った。

 旧大内町史などをひもとくと、誉水中は1947年5月に開校。翌年に与田寺境内に校舎が造られたものの、53年春には三本松町立三本松中、丹生村立丹生中と統合され、現在の大川中の前身「三本松町誉水村丹生村組合立大川中学校」となった。

 校歌を調査したのは誉水中の第5期生。昨年の同窓会で出席者の一人が「校歌があったはずだが、誰か知らないか」と呼び掛けたのをきっかけに、幹事を務める大谷健一さん(81)らが調べることになった。

 5期生の一人、岡崎実さん(82)が自宅に残っていた当時の生徒手帳に、4番までの全歌詞と作詞者、作曲者が手書きされているのを発見。「朝日の光ただに受け 包む緑に色はえて 與田寺の森にそそり立つ これぞ我等が母校なん」といった歌詞が判明した。岡崎さんは過去5回引っ越したが、「偶然捨てずに残っていた」と話している。

 一方、メロディーの調査は難航。東かがわ市教委や作曲者の遺族らも資料を持っておらず、一時諦めムードも漂ったが、今年2月になって、同じ5期生の川田操さん(81)が「歌詞を見たらメロディーを思い出した」と名乗り出た。そこで川田さんが歌う校歌をテープに録音し、地元出身の声楽家・石井真紀さんに譜面に起こしてもらった。

 10日の同窓会には5期生と恩師の計18人が出席し=写真=校歌を斉唱。「終戦直後の苦しい中、野球に励んだ当時のことを思い出した。わずか6年だが、一つの歴史の証として校歌を歌い継ぎたい」と大谷さん。希望があれば、1〜6期生にも校歌の音源を配布することにしている。

注目の情報

顧客管理が簡単にできるASPシステム「クライゼル」を発売中

顧客管理が簡単にできるASPシステム「クライゼル」を発売中
トライコーン株式会社では、本格的な顧客管理を実施したい法人向けASPサービスクライゼル」を発売しています。CRMもお任せください

詳しく見てみる→

▲このページのトップに戻る
購読のお申込みは0120-084-459

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.