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幸せ呼ぶ「黄色い旗」 お年寄り見守り10年目 東かがわ・南野

2017/11/15 09:20

1人暮らしのお年寄りを訪ねる「ご近所さん」。「黄色い旗運動」は地域の連帯感も強めている=東かがわ市南野
1人暮らしのお年寄りを訪ねる「ご近所さん」。「黄色い旗運動」は地域の連帯感も強めている=東かがわ市南野

 東かがわ市の南野自治会が、1人暮らしのお年寄りを地域ぐるみで見守る「黄色い旗運動」に取り組み始めて10年目を迎えた。日々の声掛けも定着し、安心安全なまちづくりや地域の連帯感の醸成につながっており、黄色い旗は「幸せを呼ぶ」象徴として、南野地区の家々にはためいている。

 市東部に位置する南野地区の人口は10月末現在で245世帯570人。そのうち、65歳以上が約46・7%を占めており、市全体の高齢化率40・1%を大きく上回っている。

 地区に1人暮らしのお年寄りが増える中、2008年5月にスタートしたのが黄色い旗運動だった。地区内で見守りを希望するお年寄りに、自治会が黄色い旗を配布。お年寄りは朝起きると家の前に旗を掲げ、日没ごろにしまうのがルール。高齢者1人につき、ご近所2人が「見守り者」となり、お年寄りに変わりがないか気にかけている。

 奇数月には自治会長や民生児童委員らがお年寄り宅を訪ね、体調の変化や生活で困っている事がないかを聞き、偶数月には地区の敬老会で集会を開くなど、月に最低1度は顔を合わせる機会をつくっている。

 また、見守り対象のお年寄りの緊急連絡先やかかりつけの医療機関、持病などについても、本人の了解を得て一覧表にまとめ、自治会役員が管理。急病時などの円滑な救急搬送や入院手続きにつなげている。

 地区内に運動が定着するにつれて「何しよん」「元気な」といった日々の声掛けも広がった。見守りを受けている女性(76)は「みんなに見守られて安心できる。息子より、ご近所さんの方がよっぽど頼りになりますよ」とほほ笑む。

 「絆」を合言葉にしている南野自治会。桑島正樹会長(73)は「10年前とは見違えるほど地域の連帯感が強まった。これからも運動を続け、地域の絆を育てたい」と話している。

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