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中国で戦死、矢野さん(旧桑山村)所持 日章旗72年ぶり古里に

2017/10/13 09:25

古里に戻ってきた矢野雅一さんの日章旗を手にする親族の矢野博さん(左)と真鍋会長=高松市桜町、県遺族会館
古里に戻ってきた矢野雅一さんの日章旗を手にする親族の矢野博さん(左)と真鍋会長=高松市桜町、県遺族会館

 第2次大戦中に旧桑山村(現三豊市豊中町)から出征し、中国・山西省で戦死した矢野雅一さん=享年(23)=が戦地で所持していた日章旗が米国で見つかり、12日、遺族に返還された。戦後72年がたって古里に戻ってきた遺品を眺めながら遺族や関係者は改めて戦没者の冥福を祈った。

 日章旗を受け取ったのは、三豊市豊中町在住で親族の矢野博さん(69)。博さんらによると、雅一さんは陸軍兵長として戦地に赴き、1945(昭和20)年5月に戦死した。旗は縦約70センチ、横約1メートルで、家族や地域住民が武運を願って書いた寄せ書きが記されている。

 日章旗は米軍兵が戦勝品として持ち帰ったが、旧日本兵の遺留品を遺族に届ける活動を展開するNPO団体「OBON(オボン)ソサエティ」(本部・米オレゴン州)を通じて返還された。旗には、出征前に雅一さんが勤務していた広島県呉市にある郵便局の局長からの寄せ書きがあり、県遺族連合会や三豊市豊中町の桑山地区遺族会が返還先の確認に当たった。

 高松市桜町の県遺族会館で返還式が行われ、県遺族連合会の真鍋賢二会長が博さんに日章旗を渡した。博さんは「尽力いただいた関係者に感謝している。やっと古里に帰ってくることができて、雅一さんも喜んでいると思う」と述べた。

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