
お世話になった船長に花束を贈る土庄高校の卒業生=土庄港
香川県土庄町の土庄高校(山本利文校長)の卒業生が2日、卒業式終了後に学校生活でお世話になった人たちに花束を贈り、3年間の感謝の気持ちを伝えた。
花束の贈呈は1982年から毎年行っており、今年は卒業生162人の代表者が1日に校内食堂の経営者、2日に豊島航路の船長と小豆島バスの運転手に手渡した。
このうち、小豆島フェリー「てしま」の船長への贈呈式は土庄港で行われ、同フェリーで豊島から通学し、卒業後は高松や広島など島外に進学する水口幸輝君(18)、六車朋子さん(18)、山田陽大君(18)の3人が井手友昭船長(42)に「3年間、ありがとうございました」と述べて花束を贈り、握手を交わした。六車さんは「物心ついたときから乗っているので寂しい。家族のように接してくれました。いい思い出です」と振り返った。
井手船長は「3人はいつもニコニコして、よく勉強もしていた。自分も豊島出身で後輩から花束を受け取る立場になるとは感慨深い。チャンスをつかんで頑張ってほしい」と話していた。