
心温まるおもてなしを受ける観光客ら=香川県小豆島町、寒霞渓山頂駅展望デッキ
紅葉の名所、香川県小豆島町の寒霞渓で2日、恒例の「第25回寒霞渓もみじ茶会」があった。終日、強い風が吹きつけ、肌寒い一日となったが、赤や黄色に染まり始めた渓谷美を眺めながら、大勢の観光客が風流なお点前を楽しんだ。
茶会は紅葉シーズンに合わせ、ロープウエーを運行する小豆島総合開発が裏千家淡交会高松支部小豆島分会の協力を得て毎年実施。今年は同会の会員21人が約800人分の抹茶とお菓子で観光客をもてなした。
山頂駅の展望デッキに茶席を設け、着物姿の会員がお点前を披露すると、観光客らは思いがけないおもてなしにとまどいながらも、緋(ひ)色の毛せんを敷いた縁台に座り、風情ある雰囲気の中で一服を楽しんだ。
小豆島総合開発によると、今年の見ごろは山頂付近では例年より1週ほど早い11月10日ごろから、ふもと付近は12月初旬まで楽しめるのではとしている。