
三宅さんから届いた7色のチューリップの球根を仕分けする児童ら=土庄町見目、北浦小学校
土庄町や旧池田町内の小学校で27年間、教べんを執った香川県土庄町出身の元教師三宅美代子さん(80)=明石市在住=から今年もふるさとの子どもたちに赤や黄色など7色のチューリップの球根約千個が届いた。“愛の定期便”は今年で36年目。これまでに3万個以上の球根が贈られ、子どもたちの心に美しい花を咲かせている。
三宅さんは1972年に退職し、74年から子どもたちに花を愛するやさしい心をはぐくんでもらおうと、球根を寄贈し続けている。
今年も同町教委に「秋が深まり、球根を植えるころとなりました。みなさまのご尽力のおかげで故郷とのつながりを保つことが出来、心より感謝しています」などと書かれた心温まる手紙とともに届けられた。
同町教委が町内5小学校と知的障害者通所授産施設「ひまわりの家」に分けて配ることにし、同町見目の北浦小学校(滝川稔校長、41人)には28日、120個が届けられた。3、4年生13人が色の仕分け作業に励み、紫色の球根を分けた4年丹野幹太君(10)は「かっこいい色の花が咲きそう。大切に育てたい」と笑顔で話していた。
同校では三宅さんにお礼の手紙を書き、学校の花壇やプランターで育て、卒業式で飾るほか、児童も持ち帰ることにしている。