
醤油を生かしたまちづくりなどについて発表するパネルディスカッション=香川県小豆島町西村、小豆島オリーブ記念館
醤油(しょうゆ)産地の自治体や醤油メーカーの代表者らが一堂に会する「第3回全国醤油サミットin醤(ひしお)の郷(さと)小豆島」(同実行委など主催)が24日、香川県小豆島町内で始まった。参加者らはパネルディスカッションなどを通じ、醤油産業のさらなる振興や醤油を生かしたまちづくりの方策を探った。25日まで。
「全国醤油産地市町村協議会」に加盟する11自治体と地元16社を含む150企業から約250人が出席。同町西村の小豆島オリーブ記念館で同協議会の本年度総会を開き、「醤油を生かしたまちづくりを推進し、地域活性化を図る」など4本柱のサミット宣言を採択、来年度の開催地を石川県金沢市と決めた。
パネルディスカッションには坂下一朗小豆島町長や小豆島醤油協同組合の武部一成理事長、前回開催地の愛知県武豊町・籾山芳輝町長ら4人が登壇。籾山町長は「昨年以降、醤油かすを酪農家に販売するなど環境対策をはじめ農業・商業振興を図っている」とサミットがまちづくりの契機になったと発表。坂下町長は「醤油は奥の深い、世界の中でも最高にうまみのある食品。生活を豊かにする起爆剤にしたい」と述べた。
隣接のサン・オリーブで行われた記念式典には、真鍋知事らも出席。苗羽小学校音楽部の演奏で幕を開け、ソムリエの田崎真也さんの基調講演や醤油感想文コンクール・醤油蔵フォトコンテストの表彰が行われた。
両会場前では小豆島高校の生徒らが醤油の絞りかすを活用して開発した料理やはし置きなどの作品を披露し、注目を浴びていた。
25日はマルキン忠勇などの醤油蔵を見学し、島醤油について理解を深める。
コンクールとコンテストの入賞者は次の通り。(敬称略)
【醤油感想文コンクール】出前授業分野 最優秀賞 山下紀香(苗羽小3年)優秀賞 正木湧基(池田小5年)佳作 吉元蒼空(同5年)▽工場見学分野 最優秀賞 平林和真(渕崎小6年)優秀賞 真砂光志(同6年)佳作 ※木将太郎(苗羽小5年)▽調べ学習分野 最優秀賞 岡本恭奈(安田小3年)優秀賞 井上優佳(神前小6年)佳作 三木愛利(星城小5年)
【醤油蔵フォトコンテスト】金賞 中塚正春(小豆島町)▽銀賞 野村紀夫(同)久留島克彦(同)▽銅賞 花一彦(岡山市)山本三子(小豆島町)城上智子(同)中川光秋(同)
※は竹かんむりに前