
住民の思いが込められたハマボウの黄色い花=香川県小豆島町福田
香川県小豆島町福田の遠手浜海岸で、夏を彩るハマボウのかれんな黄色の花が咲き始めた。昔は多く見られたハマボウを復活させ名所にしようと、2007年2月に地元住民や子どもたちが植樹したもので、3年目の夏を迎え海水浴客らを楽しませるまでに育っている。
植樹したのは、香川県や町の「さぬき瀬戸」パートナーシップ事業で海岸美化に取り組んでいる「遠手浜を美しくする会」と今春廃校となった福田小児童ら。約200メートルの浜辺に苗木約50本を植樹し、その後、さらに約20本増やした。
ハマボウはアオイ科の落葉低木。朝咲いて夕方にしぼむ「一日花」で、7月中旬に開花して以来、数は違うが毎日、美しい花を咲かせ住民らを喜ばせている。
中心となって世話を続けている同町福田の小川貫盛さん(66)は「みんなで力を合わせ丹精込めて育ててきた。3年がたち安定して咲き始め、うれしい限り」とにっこり。花は9月ごろまで楽しめるという。