
認知機能検査を受ける高齢者=香川県高松市東山崎町、県中央自動車学校
1日施行の改正道交法で、75歳以上のドライバーが免許更新する際に講習予備検査(認知機能検査)が義務付けられたのを受け、香川県高松市東山崎町の県中央自動車学校で11日、香川県内最初の予備検査が実施された。受講した高齢者3人は絵の記憶や指定された時刻の記入などを行い、記憶力や判断力の状態を確認した。
予備検査は、加齢に伴う記憶力や判断力の低下を把握し、安全運転につなげてもらうのが狙い。「低下」と判断された高齢者が特定の交通違反をし、専門医に認知症と診断されれば、免許を取り消される。
受講した3人は、この日の日付や時刻を時計などを見ずに回答。動物や食べ物など16種類の絵を覚えて用紙に書き出したほか、指定された時刻を時計の針の絵で記すなど、真剣な表情で問題に取り組んでいた。
その後、高齢者講習に臨み、検査結果を踏まえた実技講習などを受けていた。
検査を受けた香川県高松市六条町の農業黒川忠さん(78)は「記憶力の衰えを確認するいい機会になった。認知機能の衰えは自分では気付きにくく、高齢者の安全運転のためには良い制度と思う」と話していた。