高松市の栗林公園北部約5・1ヘクタールで建造物の高さ制限などを定める地区計画案をまとめた公園周辺の住民有志・栗林公園北部景観協議会(栗山安延会長)は26日、計画案の実現に向け、香川県に協力を要望した。
計画案は、高さ18メートルを超える建造物の新築を原則禁止し、公園内からの景観維持などを図るのが狙い。市は来年度当初の都市計画決定を目指しており、香川県から決定の同意が得られれば、建築基準法施行条例を改正して同地区の高さ制限などに法的拘束力を持たせる。
香川県は▽栗林公園の管理者▽計画案で制限を求める地区に県有地を持つ▽2006年に計画案より厳しい制限を定めた風致地区拡大案を提案した―立場にある。また、国がサンポート高松への移転方針を決めている四国管区警察局と四国財務局を地区内に持っており、売却が予想されることから、協議会は香川県に対して、市と連携し、国へも積極的に働きかけるよう、計画案実現に向けた協力を要望した。