
商店街の魅力を映像にまとめCMづくりに挑む学生ら=坂出市元町2丁目
香川県坂出市内の商店街周辺で4日、慶応大学の学生らがフィールドワークを開始した。昨冬に次ぐ2回目の訪問で「よそ者」の視点がとらえたのは、人のぬくもりや懐かしさ。5日までの2日間、ビデオカメラで名物や町並み、商店主らとの会話を撮影し、30秒のコマーシャルに仕上げる。学生らは「2回目の訪問で、あらためて気付いたポイントを大切にしたい」と意気込んでいる。
フィールドワークを行っているのは、環境情報学部の加藤文俊准教授のゼミで都市社会学などを学ぶ学生ら22人。昨冬の訪問では、カメラ付き携帯電話で撮影した古い建物や看板、うどんなどの名物をテーマ別のポストカードにまとめた。現在、JR坂出駅前の市観光案内所で配布している。
5人程度のグループに分かれた学生は、前回の訪問で当たりを付けた商店を中心に、会話に重点を置きながらロケをスタート。「おばちゃんの方言を生かそう」「手ぶれも臨場感が出るから」など、道中でもイメージを膨らませながら撮影を続けた。
加藤准教授は「学生も一部が入れ替わり、初めて訪問する者もいる。『経験者』と『未経験者』のやりとりも新たな視点を生み出すはず」と期待。2回目の訪問となった同学部3年の伊藤翔さん(21)=三重県出身=は「季節も異なり、まつりで盛り上がる雰囲気を感じる。うまく一つの映像にまとめたい」と目を輝かせた。
完成した映像は商店主らにも見てもらい、優秀作品は商店街で活用してもらう予定。