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元県庁職員の脚本、ドラマに−「風の来た道」

2006/10/04 19:34

「香川の良さを生かした作品に」と話す林さん(左)と主要キャストたち=大窪寺
「香川の良さを生かした作品に」と話す林さん(左)と主要キャストたち=大窪寺

 香川を舞台にしたNHKのテレビドラマ「風の来た道」(放送日未定)の撮影が四日、香川県さぬき市多和の四国霊場八十八番札所・大窪寺で行われた。脚本を手掛けたのは、元県庁職員の林一臣さん(五三)。作品は、昨年度の「創作テレビドラマ脚本懸賞公募」で最優秀に輝いたもので、キャストやスタッフは「香川の美しい風景を生かした、味わい深いドラマに仕上げたい」と意気込んでいる。

 作品は、香川に住む高校生の瑞希が、生活保護を受けて暮らす母との心のかっとうに苦しみながらも、自分の道を踏み出す過程を描いたヒューマンドラマ。瑞希を黒川芽以さん、母親役を石田えりさんが演じる。

 脚本を書いた林さんは丸亀市飯山町出身。五十歳で一念発起して県庁を退職し、東京で脚本の勉強を続けてきた。最優秀賞を受賞した「創作テレビドラマ脚本懸賞公募」は日本放送作家協会が主催するもので、昨年度は約八百点の応募があった。

 撮影は一週間の予定で行われており、この日は、黒川さんと恋人役の宮崎将さんが大窪寺にお参りするシーンを収録。撮影前に黒川さんらと会見に臨んだ林さんは、「お遍路さんなど文化も含んだ香川の魅力をきめ細かに撮ってもらえてうれしい。今でも周りの人に心配されていますが、思い切ってこの道を選んで、本当によかったと思う」と笑顔で話していた。

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