
女装男児を先頭に奉納する綾子踊=仲南町の加茂神社
二年に一度奉納される、国の重要無形民俗文化財「綾子踊(あやこおどり)」が二十九日、仲南町佐文の加茂神社で一般公開された。振り袖姿で女装した小中学生ら約六十人の踊り手が優雅に繰り広げる舞いは、女歌舞伎踊りとも風流踊りとも言われ、大勢の見物客が取り囲むようにして見守った。
この踊りは、歌舞伎調の地唄に合わせて踊るのが特徴。六人の小学二、三年男児と六人の男子中学生が花笠を被って女装し、大人の踊り手と一緒にあでやかに踊る。踊りの奉納に先立って、白装束や裃(かみしも)姿、山伏姿などの伝統衣装をまとった約八十人の行列が神社周辺を一周した。
境内では白川義則同踊保存会長が祝いの口上を述べ、踊りの縁起を披露。真鍋知事や千葉町長らが見守る中で奉納の「村踊り」を舞った。
同踊りは一九七六年に国の重要無形民俗文化財に指定された。佐文地区自治会で保存会を結成、継承している。