香川県三豊市高瀬町の瀬戸内総合学院(石川文雄学院長)の学生がこのほど、近くの市役所やスーパーなどを車いすで回る体験学習を行い、車いす利用者と介助者の両方の立場でバリアフリーや介護の意義を再確認した。
自ら体験することで社会福祉について意識を高めようと福祉学科の1年生を対象に毎年行っている。今年は6人が参加。車いす利用者、介助者、観察者に分かれて三豊市役所やスーパーなどを巡った。
市役所では、申請書などを書く記載台の高さや車いす用トイレの使いやすさなどをチェック。入り口の床に置かれる泥落としや、歩けば気にならないほどの傾斜を超える際に、大きな労力を要することなどを学習した。スーパーでは買い物を通して、健常者と車いす利用者で異なる商品の取りやすさや通路の広さを体感した。
参加した小山なつきさん(18)は「普段気に留めることのない段や傾きが車いす利用者だけでなく、介助者にとっても操作を難しくさせることが分かった」と話していた。