天気予報を見る
 
香川ニュースTOP > 香川ニュース > 経済一覧 > 記事詳細

香川のニュース

 
 
 

4脚歩行、両腕運搬の未来型クレーン開発/タダノ

2009/05/27 09:40

タダノが開発した4本の脚で歩行し、2本の腕で作業するロボット=香川県高松市林町
タダノが開発した4本の脚で歩行し、2本の腕で作業するロボット=香川県高松市林町

 タダノは4本の脚で歩行し、2本の腕で重量物を運搬する業界初のロボット「ROBOTOPS(ロボトプス)」を開発した。創立60周年を機会に、建設用クレーンの製造で培った油圧や電子制御の技術を集大成し、“未来のクレーン”を形にした。商品化の予定はないが、さらに進化させながら技術をクレーン開発にフィードバックするほか、遠隔操作の機能を生かし災害時のレスキューロボットなどへの展開も視野に入れる。

 26日に香川県高松市林町の同社技術研究所で発表会を開いた。多田野宏一社長は「人間が行けない場所での作業など、クレーンは今後はロボット化の方向に進むと予想され、ロボトプスはクレーンの未来を示すものになる」と話した。

 ロボトプスは、つり上げなどの作業時にクレーンの車体を支持するための4本のアウトリガー(安定脚)を可動式にし、分速2・5メートルで歩く。岡山大工学部との共同研究で、脚を上げたときにバランスを崩さないようにするなどの移動制御システムを開発した。

 脚や腕などに27カ所の関節があるため、腕の先端の物をつかむ部分が上や前を向いたり、ひねったりするなど多彩な動きを可能にした。1本の腕で100キロを持ち上げる。操作は、3台の内蔵カメラから送られる映像をモニターで見ながら遠隔操作する。高さ、幅は2・1メートル、全長3・8メートル、重量は2・7トン。

 平たん地はキャタピラーで走り、段差のある場所は4本の脚で歩行することが可能。さらに、遠隔操作で動かせるため、災害現場の救助作業や原子力施設での作業など人間が入れない場所で作業するロボットとして、将来的に商品化することも目指していく。

 同社は昨年に創立60周年を迎えるのに合わせて、3年間かけてロボトプスを開発した。名称は、恐竜によくある「トプス」をロボットと組み合わせた。

  • ソーシャルブックマークへ投稿:
  • はてなブックマークに登録
  • newsing it!
  • BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク
  • この記事をクリップ!
  • この記事をChoix!
  • イザ!ブックマーク
  • Yahoo!ブックマークに登録
ソーシャルブックマークとは
この記事のリンクURL: 
 
ロード中 関連記事を取得中...
 

注目の情報

顧客管理が簡単にできるASPシステム「クライゼル」を発売中

顧客管理が簡単にできるASPシステム「クライゼル」を発売中
トライコーン株式会社では、本格的な顧客管理を実施したい法人向けASPサービスクライゼル」を発売しています。CRMもお任せください

詳しく見てみる→

 

同じジャンルの記事

この時間読んでほしいニュース(全国)

ニュースランキング(香川)

▲このページのトップに戻る
 
SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。
すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています
Copyright (C) 1997-2010 THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.
購読のお申込みは0120-084-459