
(左から)内田紙工の茶殻入りキッチンペーパー、アムテックのにがりが主成分のシロアリ駆除剤、樹木新理論の樹木用サプリメント
四国経済産業局は17日、地域の産業資源を活用した商品の開発や販売に取り組む中小企業の支援先に、肥料製造・販売の樹木新理論(香川県丸亀市)、販売促進用品開発・販売の内田紙工(同)、害虫駆除のアムテック(香川県坂出市)をそれぞれ認定した。中小企業地域資源活用促進法に基づく認定で、県内企業の認定は16件となった。
樹木新理論は、ほぼすべての樹木の枯れ防止に役立つ家庭向け樹木用サプリメントを開発。主成分の化学工業薬品「モリブデン」に、樹木を活性化させる効果があり、酸性雨や害虫などの対策になるという。幹に穴を開けて埋設するタイプと散布するタイプの2種類の販売を目指す。
内田紙工は、茶をせんじた後の残りかすの「茶殻」を配合したキッチンペーパーの開発に取り組む。茶殻には抗菌力や消臭力がある上、再利用にもつながる。
アムテックは、豆腐づくりなどに使われる「にがり」を主成分としたシロアリ駆除剤の本格販売に向けた準備を進めている。従来の薬剤に比べ、人体や環境に対する安全性が高く、無臭なのが特長。専門機関の性能試験でほぼ100%の殺虫効果が確認できている。
認定企業は開発・販売に向けた補助金や低利融資、専門家のアドバイスなどの支援を受けられる。