〈野菜を食べない〉〈歩かない〉。厚労省が先日発表した国民健康・栄養調査から香川県民の生活スタイルの一端が垣間見える。印象を端的に言うと「やっぱり」。
野菜の摂取量は直近の5年前の集計でも全国最低レベルだった。今回も男が1日当たり266グラム(全国平均301グラム)でビリから2番目、女が229グラム(同285グラム)で最下位。前回とは男と女の位置が入れ替わっただけで、ワーストが定位置になりそうな雲行き。
ちなみに男の最下位と女のワースト2位は徳島。隣同士でビリを分け合っている格好だ。これと符合するように、両県の糖尿病受療率(2008年)は香川が全国ワースト、徳島がワースト2位。昨年も本欄で紹介したが、野菜不足と糖尿病発症の相関がうかがえる。
〈歩かない〉ランクは、野菜ほどではないものの下から数えた方が早い。1日当たりの歩数は男6695歩で37位、女5790歩で39位。男女とも全国平均に500歩前後及ばない。公共交通機関が少なく、ドア・ツー・ドアの車通勤が当たり前になっているためか。
不健康生活を示すデータばかりでもない。1日の食塩摂取量は男が11・0グラム、女が9・2グラムでいずれも45位。男女とも全国平均より1グラム程度少ない。国の目標は男9・0グラム未満、女7・5グラム未満だから、胸を張れる数値ではないが、ベスト3と聞かされると何だかホッとする。
習慣的に飲酒している人の割合(男のみ集計)は30・1%で45位。こちらは県民性プラス車通勤のせい?。(L)