さぬき市は、市内にある3野球場の命名権(ネーミングライツ)の売却先を募集している。景気悪化に伴う厳しい財政状況の中、市有財産を生かして歳入の確保につなげようと、3球場のセット販売を打ち出した。香川県内の公営野球場の命名権売却は、県営野球場「サーパススタジアム」に続く2例目で、市町では初めて。
売却するのは志度、津田、長尾総合公園内にある3つの野球場の命名権。市生涯学習課によると志度、長尾野球場はともに1983年、津田野球場は90年にオープンし、それぞれの運動公園の年間利用者数(2007年度)は約2万3400人―3万人。志度は高校野球の県大会、津田は四国大学野球のリーグ戦、長尾は児童の軟式野球大会などで利用されている。
募集対象は県内に事業所がある企業・法人で、希望売却額は年間200万円以上、契約期間は5年以上。特典として、年に2日間ずつ各球場を無料で使用できるという。
募集締め切りは4月15日。所定の申込用紙と添付書類を市生涯学習課(さぬき市津田町津田138―15)へ。問い合わせは〈0879(42)3107〉。募集要項は市のホームページでも閲覧できる。
同市は07年に「志度音楽ホール」(鴨庄)について命名権のスポンサーを募集したが、条件に見合う企業の応募がなく、売却を見送っている。