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瀬戸内物語 北川フラム

讃岐の味覚 郷土料理こそ土地の力

2018/04/05

ゆでたナマコを白布で包み絞って、砂糖、塩を混ぜたきな粉をまぶした「白鳥ナマコのぼたもち」

ゆでたナマコを白布で包み絞って、砂糖、塩を混ぜたきな粉をまぶした「白鳥ナマコのぼたもち」

  鯛(たい)の浜やき 手打ちうどん さわらのカラスミ 白鳥ナマコのぼたもち デビラ 曽保ミカン 高松のセイロ蒸し さわらのミソ漬 オリーブ油 仁加屋のかまぼこ しょうゆ豆 小豆島そうめん 小豆島干しコノコ 観音寺のエビテツ 細てん

 マナガツオのミソ漬 鬼めし 鉄砲あえ おさつま 山伏のつくり 津田のキンコ 白鳥イギス もち柚(ゆず) 根香雑炊 磯めし 打込み汁 ゴマどうふ 引田のハマチ 白鳥のアイゴの大根煮 柞野の生そば 庵治のアイナメ 小豆島ナマコのサザエ焼き

 小豆島の干ふぐ 鳥貝のみそ煮 五郷のコイコク ヒラの酢もの へんこつ庵のウナギ 男井間のコイ ハゼのアメ煮 イイダコの辛子あえ 白鳥の海苔(のり) 源平ナベ ベイカの辛子(からし)みそ 直島の干しダコ 呉竹の山河ナベ イカナゴじょうゆ 白鳥メバルの白焼き

 黒川温泉の山菜 小豆島もろみ イイダコのおでん 貝柱のつけやき 伊吹イリコ 川東のそら豆 引田イリコ 男木島ヒシホ 小豆島の佃煮 川東の里芋 マンバのケンチン汁 由佐の大豆 安原および牛川のゴボウ 芹原のセリ 岩黒わかめ シバエビの塩辛

 こんぴらタケノコ 岩部のジンジャコ汁 財田川のシジミ 白みそ 八十場の心太(ところてん) 小蓑どうふ 郷東川のメノリ 青リンゴ 五郷マツタケ 仏生山ドジョウ汁 ハモの茄子(なす)煮 有明の松露(しょうろ) 男木の松露 高瀬の干うどん だんご汁 上西茶 笹岡大根 チシャもみ

 坂出の金時ニンジン 津田の松露 白山の松露 塩江のヤマイモ 下高岡の干うどん 生島大根と原大根 高尻防風 有明防風 津柳のタラの芽 高松のアカエの皮 高仙山のワラビ アブラメのサンショ煮 小豆島アンズ イグチのからし漬 郷東の糸ネギ 植田柿 根香のギンナン 男木島ナンバ 芳香ナンキン 王越ラッキョ

 1968(昭和43)年発行の「新四国風土記」に収められている香川生まれの記者生活25年、山田竹系氏の「味覚の四国路」の中にある四国料理番付のうちの讃岐分を上位から挙げてみたものです。今もなお有名なものもありますが、これを見ると現代よく耳にする、あるいは宣伝されているものと今昔の感がしますね。この時代から世は高度成長経済に入り、この国の生活スタイルが変化しだします。

 私はものづくしが大好きなので、こう挙げてみましたが、みなさんこれらをご存知ですか? 食べたことがありますか? 数えてみてください。

 瀬戸芸の「瀬戸内『食』のフラム塾」に続いて、今年になってから制作・企画・島めぐり・イベント・食など総合的な「瀬戸内フラム塾『地域型芸術祭のつくられ方』」を始めました。67人の参加者のうち3割が外国の人たちです。

 芸術祭がもつ魅力とその展開力をそれぞれの場で生かそうとしている人たちが多いのですが、彼らに聞いてみると、やはり食は地域がよくわかるし、楽しみだと言っておられます。はじめは洗練された食のメニューにこだわっていた旅行者たちも、やがて郷土の家庭料理こそ、その土地に行って食べるものだし、それが実にうまいと言ってくれます。

 先ほどあげた料理がさまざまな土地でお客さんに提供されることを私は夢見てしまいます。魚の大きさが違い、野菜の形が違うと今は忌避される傾向にありますが、それこそ、その地で採れる自然だし、リアリティーです。讃岐独特の土地の力を出していきたいと思うのです。

(アートディレクター)

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