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勝負がかかった時のドキドキ、ワクワクが楽しい

香川西高サッカー部監督・大浦恭敬さん

香川西高サッカー部監督・大浦恭敬さん

2009/12/13

 全国高校選手権の常連校で高校サッカーの名門となった香川西高(三豊市)。創部時から監督を務める大浦恭敬さん(52)は、国際大会に出場する日本高校選抜の監督就任が決まっている。大浦監督に指導に向けての思いを聞いた。

       ◇

  小さいころは地元にサッカーチームがなく中学校まで野球をしていた。坂出商でサッカー部に入ったが技術がなく、キーパーだった。指導者がおらず楽しくやっていたが、その3年間で、厳しい指導者のいる大学でやろうと思い進学した。

  大学卒業後は仁尾中、仁尾小で講師をした後、香川西高でサッカー部の立ち上げ時に監督となった。まずは部員確保からで在校生の家に行って勧誘するなど地道に活動した。3年目で県インターハイで準優勝したが、優勝するまでは11年かかった。

  自分の息子をサッカー部に入れたことが指導のターニングポイントとなった。子どもや保護者から信用してもらうためにはコミュニケーションを取ることの大切さを実感した。それまではただ怖いだけの監督だったと思うが、部員とよく話し、意見を聞き、子ども目線の言葉を使うことで1プラス1が3になることも分かった。

  選抜チームの監督就任は、当初は「僕でいいの?」と思ったがこれも一つの縁。半分不安で半分楽しみだ。全国の優秀な選手を組み合わせるのに不安はあるが、勉強になると思う。

  僕にとってサッカーは一番好きなもの。「好きこそものの上手なれ」でやらせてもらっている。勝負がかかった時のドキドキ、ワクワクは楽しく、よい経験をさせてもらっている。よく部員に言うのは「気持ちが変われば態度が変わる。態度が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人生が変わる」。香川西高で国立競技場の試合に出場したい。

プロフィル

おおうら・やすゆき 1957年生まれ。坂出市出身。国士舘大卒。香川西高ではサッカー部を創部した83年から監督を務める。今夏、日本高校選抜の監督に就任することが決まった。

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