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瀬戸内の魚で観光客を呼び込みたい

香川県魚市場社長・山本啓一さん

香川県魚市場社長・山本啓一さん

2009/12/06

 瀬戸内産の新鮮な魚介類を取り扱う香川県魚市場(高松市)。「瀬戸内海で捕れる魚のおいしさを全国の人に知ってもらいたい」と話す山本啓一社長(69)に、今後の市場のあり方について語ってもらった。

       ◇

  家は祖父の代から魚屋。幼いころ、よく父親に連れられて市場に魚を買いに行き、物心ついたときから魚は身近な存在だった。父親が働く姿にあこがれ、高校卒業後に知人の紹介で京都の魚市場で4年間修業。一人前になるため無我夢中で働いた。

  高松に戻り、小さな魚市場で勤めた後、香川県魚市場に入社。30〜40代のころ、高松は四国の魚の集配拠点だったため、多忙を極めた。特に年末は年明けの分まで魚をまとめて売っており、睡眠時間はほとんど取れなかった。

  瀬戸大橋ができて交通が便利になると状況が変わった。デパートに並ぶのは、全国各地からデパートが直接仕入れた魚。地元の魚はほとんどなく、魚市場の売り上げは減少した。今の時代は全国の市場と競争しなければならない。勝ち残るためには市場のあり方を180度変える必要がある。

  うどんを目当てに人々が香川を訪れるように、瀬戸内の魚で観光客を呼び込めればと考えている。その一環として「いただきさんの海鮮食堂」を始めた。新鮮な魚介類を使った漁師の味を手ごろな価格で味わうことができ、県外の人からも好評だ。また、高松の市場には昔ながらの競りが残っている。競り人は買い手が指で示す金額のサインを見ながら売り値を下げていく。値段を下げる競りは全国的にも珍しく、観光資源としても活用できる。

  瀬戸内海は陸地に囲まれているため、多くの川から栄養が流れ込み、魚が育つのに適した地形。ここで捕れる魚は日本一うまい。天然の養殖場とも言えるこの海を末代まで守りたい。

プロフィル

やまもと・けいいち 1940年高松市生まれ。志度商業高校(現・志度高)卒。68年香川県魚市場入社。80年社長に就任した。

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