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地元の理解や協力を得て50年は続けたい

むれ源平石あかりロード実行委員長・松山滋さん

むれ源平石あかりロード実行委員長・松山滋さん

2009/08/23

 源平合戦の史跡が点在する高松市牟礼町の旧庵治街道沿いを彩るイベント「むれ源平石あかりロード」。5年目を迎えた今年は9月23日まで、庵治石などで作った「石あかり」がやわらかな光を放ち、幻想的な雰囲気を演出する。主催する実行委員長の松山さんに、イベントに懸ける思いや今年の見どころなどを聞いた。

      ◇

 イベントは、源平史跡をライトアップしようという計画からスタートした。日本有数の石材産地にちなんで、点存する史跡の間を石あかりでつないだら、訪れた人に喜んでもらえるのではと考えた。今では史跡よりも石あかりがメーンになった感じだ。ライトアップは、琴電八栗駅から、源平史跡・駒立岩までの約1キロ。今年は石あかり計約250点が街道沿いの民家の庭先などに並んでいる。

 今年の目玉は「巨大あかり」。竹を組んで作った直径2.2メートル、高さ2.5メートルのかまくら状の骨組みの中にあかりを入れ、訪れた人たちに土壁をつけてもらうというプロジェクトだ。体験を通して、今では少なくなった昔ながらの土壁を知ってもらえれば。また、太陽光発電パネルで蓄えた電気を使った「ECO石あかり」も展示している。

 イベントを始めたころ、地元住民から反対はないものの、積極的な参加もなかった。しかし第1回を終えた後、毎日のように顔を合わせるおばあさんから「来年もやってほしい」との手紙をもらった。昔のにぎわいがなくなっていた八栗駅周辺に、再び多くの人が訪れ、活気づいたことをとても喜んでくれた。

 目標は50年続けること。地元の理解や協力が得られ、職人が新しい発想で作品づくりに挑戦してもらいながら継続できれば。そして、牟礼で生きたことをみんなが誇れるような町にしたい。

プロフィル

まつやま・しげる 1950年生まれ。高校卒業後、父が創業した松山石材運送(高松市牟礼町)に入社し、79年から同社社長。2005年から始まった「むれ源平石あかりロード」を主催する同実行委員会の委員長を07年から務める。高松市牟礼町。

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