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「やり残した思い」シニアツアーで再出発

綾川町出身のプロゴルファー 三好隆さん

綾川町出身のプロゴルファー 三好隆さん

2009/01/11

 綾川町出身のプロゴルファー三好隆さんはシニアツアーで活躍する57歳。2005年に賞金王に輝いた。昨季は最終戦のHanda・Cupフィランスロピーで2年ぶりの勝利を挙げ、賞金ランキングでは3位に入った。今季9年目を迎え、ますます円熟みを増す三好さんにこれまでの道のりや今後の抱負、またジュニア層に対する思いなどを聞いた。
       ◇
  きっかけは「もう一度夢を追いかけたい」だった。27歳で念願のプロ入りを果たしたが結果は出せず現実は厳しかった。だが、やり残した思いを払拭(ふっしょく)するため50歳で、シニアの道で再出発を期した。
  当初はパットのイップスで成績も伸び悩んだが最後の手段で長尺パターに変えたのが転機となった。2003年に初勝利をつかみ、05年は7戦中3勝を挙げて初の賞金王の座を射止めた。結果を出すことで認められる世界。もっと遠くへ飛ばし、もっとピンに近づけたいと常に悩みながら挑戦し続けてきた結果。願い続けると道は開けてくる。
  昨年は17歳の石川遼とのラウンドで、結果よりもゴルフやファンに対する気持ちが大事だと痛感した。ツアーではギャラリーとの距離を縮めて話に花を咲かすこともある。次代の石川出現を願い、賞金の一部はジュニア育成など普及活動に充てている。レッスン生にも自分と同じようにゴルフを楽しんでもらいたいと思いながら指導している。
  好きな言葉は「平常心」。高校球児のころ、監督からも言われ続けた言葉。無い物ねだりはできないが、どんな状況でも自分のイメージで打てるためには必要なこと。あくまで自分らしいゴルフにより近づきたい。地元ファンの声援の中でするゴルフはプロ冥利(みょうり)に尽きる。今季もまずは1勝に向けて全力を尽くす。

プロフィル

 みよし・たかし 1951年生まれ。高松商高時代は甲子園も経験した高校球児。22歳でゴルフを始め78年にプロに合格。280ヤードを越えるドライバーショットと正確なアイアンショットが武器。

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