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高松からフェリーの灯を消さない

四国フェリー社長・堀川智司さん

四国フェリー社長・堀川智司さん

2012/06/17

 高松―宇野間のフェリーを運航する四国フェリー(高松市)。長年、四国と本州を結ぶ海上交通の要として人や物の輸送を担ってきたが、ここ数年は高速道路料金の大幅割引制度の影響で利用客が落ち込み、苦境に立たされている。同社の堀川智司社長(75)にフェリーへの思いなど聞いた。

       ◇

  高校卒業まで土庄町で過ごした。父親は機帆船で海運業を営み、自宅にいることは少なかった。厳しい面もあったが、自宅に多くの人を呼ぶなど陽気な人だった。両親からは「人に迷惑を掛けないように」と教えられ、今でも心に残っている。

  中学生のころから仕事を手伝い、春休みや夏休みに炊事番などをした。台風や霧など自然との闘いで厳しい商売だと感じた。兄2人は家業に入ったが、高校卒業後は地元の銀行に就職した。毎日が緊張の連続で、先輩らとのいい出会いに恵まれた。

  ところが、36歳の時に兄の1人が体調を崩し、家業に入ることになった。オイルショックの年で石油元売り会社に3倍もの値上げを迫られたが、乗り切ったのを覚えている。瀬戸大橋の開通の10年前から、省力化や合理化を進め、ライバルの完成に備えた。1988年4月の開通日は潮が引いたように人が来なかったが、その後、徐々に客足が戻り、対抗できると感じた。

  しかし、現在の高速道路の料金割引制度は厳しい。フェリーは通勤や通学のほか、大規模災害の面からも役割は重要。「動くサービスエリア」でもある。乗って1時間、うどんを食べたり、昼寝をしたりしても、目的地に近づく。何拍子もそろったフェリーの良さを伝えたい。

  父親は亡くなるまでフェリーの発展を常に考えていた。父親同様、高松からフェリーの灯を消さない努力を今後も続けていくので、瀬戸大橋との共存共栄ができるシステムも考えてもらいたい。

プロフィル

ほりかわ・さとし 土庄町生まれ。土庄高卒業後、地元金融機関に就職。1973年に四国フェリーに入社し、常務、専務を経て2011年から現職。

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