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義歯使用者の「口福」を追求していきたい

和田精密歯研代表取締役会長 和田弘毅さん

和田精密歯研代表取締役会長 和田弘毅さん

2010/10/09

 高い技術力で義歯の開発製造を手掛ける和田精密歯研(大阪市)。装着を感じさせない製品を目指し、日々技術の向上に取り組む代表取締役会長の和田弘毅さん(77)に創業のきっかけや、義歯の開発にかける思いを聞いた。

  ◇

 鍛冶屋の次男として生まれ、幼いころから金属加工を手伝っていた。高松工高の金属工芸科を卒業後、兵庫県にある義歯部品や装飾品を製造する会社に就職。働きながら夜間の歯科技工の専門学校などに通い、義歯製造の知識を学んだ。

 職場の同僚だった妻と結婚し24歳で独立。大阪市内で会社を設立し、義歯の台となる「金属床」の製造を始めた。他社よりも優れた製品を「早く」「多く」作ることで顧客の信頼を獲得していった。

 さらなる技術の向上を目指し29歳で渡米した。当時の最先端だった金属に白いセラミックを焼き付ける義歯製造法を知り、「金歯や銀歯の多い日本人の歯を白くしてみせる」と決意。帰国後は米国で得た製造法で義歯を製造し、最新の材料を仕入れるため何度も欧米を往復した。

 製品の改良も不可欠だ。使用済みの義歯を約5千個集めてデータを収集し、ぐらつきや装着感の改善に役立てている。義歯製造は工程の大部分を手作業に頼っているが、1995年に綾川町に工場を建設。一部を機械化することで作業効率の向上を図っている。最近では健康な歯への固定金具を廃して見栄えを重視した義歯「スマートデンチャー」や、人工歯根を埋め込むインプラント製品などを数多く製造している。

 座右の銘は「継続は力なり」。常に社員と積極的に意見を交わし、試行錯誤しながら世界に通用する製造技術の確立に取り組んでいる。今後も義歯をつけた全ての人がおいしく食事できるよう「口福」を追求していきたい。

プロフィル

わだ・ひろき 1934年高松市新田町生まれ。高松工高卒業後、兵庫県の歯科部品製造会社に入社。24歳で独立し大阪市内で和田精密鋳造研究所を設立。66年和田精密歯研株式会社に改組。2005年代表取締役会長に就任。

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