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人生もスイング、音楽で笑顔つなぐ

SWJOバンドリーダー 関元直登さん

SWJOバンドリーダー 関元直登さん

2011/09/25

 高松市で8月、屋外ジャズの祭典「サンポートジャズフェスティバル2011」が開かれた。彫刻家流政之さんと、ジャズピアニスト秋吉敏子さんも参加して、「瀬戸の夕日」をテーマに2人が制作した彫刻と曲が披露された。プロジェクトの実行委員長で、その日、秋吉さんと共演したアマチュアビッグバンド「SWJO」のリーダー関元直登さん(52)は、ステージから見た、たくさんの笑顔が忘れられないという。

 ◇

 プロジェクトは瀬戸の夕日を形と音で残そうと構想。2人の芸術家をはじめ、多くの市民が支援してくれた。一人でかなえられる夢はちっぽけだが、大勢だと夢は膨らむ。当日は約3000人が来場、夢がかなう瞬間を共に見届けた。これまで見た夢の中で一番大きな夢だった。

 小学生のころは毎日、田んぼで野球をして過ごした。王、長嶋、巨人の星を愛するスポーツ少年だった。中学2年の時、空に抜けるようなトランペットの音に憧れ、吹奏楽部に入部。高校文化祭では老若男女を前にポップスやジャズを演奏。会場いっぱいに広がった観客の笑顔に胸が躍った。大学では迷わず軽音楽部に入部し、ジャズ喫茶やライブハウスで吹きまくった。

 高松に帰り、1991年に中学、高校の同級生や先輩、後輩らと「SWJO」を結成。6年後の97年、駄目もとで秋吉さんに共演を依頼。翌年、県芸術フェスティバルで初共演を果たした。

 ジャズの巨人、デューク・エリントンは「スイングしなけりゃ意味がない」という名曲を残している。音楽だけでなく、人生もスイングしなけりゃ意味がない。何より、自分が楽しむことが大事。楽しさは仲間に、観客に伝わり、人を引きつける。バンドのメンバー、一人一人が街のスターになってくれればと願う。

プロフィル

せきもと・なおと 1959年高松市十川東町生まれ。岐阜歯科大(現朝日大)卒。87年、関元歯科医院(同市上之町)を開院。診療の傍ら、音楽活動を続け、91年にビッグバンド「SWJO」を結成。2006年、ニューヨークのリンカーンセンターで秋吉敏子さんと共演、全米でも注目を集めた。

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