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書に納得せず 今でも毎日が勉強

書道家・小森秀雲さん

書道家・小森秀雲さん

2011/07/17

 県内の書道愛好家らでつくる「墨華書道会」を主宰し、前衛書道家として県内の書道界をけん引してきた書道家の小森秀雲さん(82)。小学校教諭を務める傍ら取り組んだ、書の道の極意や書への思いを聞いた。

     ◇

  幼いころから、通信教育で書を習っていた兄の影響で、字を書くのが好きだった。旧制中学時代、学徒動員で兵庫県伊丹市の飛行場で働いていたが、小学校の教員が足りないからと父に呼び戻され、16歳で西浜国民学校(旧日新小の前身)に赴任。何をしていいか分からず、日曜日も学校に行って子供たちと一緒になって遊んだ。

  板書するからには字を学ぼうと、前衛書道家の中原一耀さんに師事した。中原さんが所属していた「奎星会(けいせいかい)」は、日展には出品しない方針だったにもかかわらず、地方では日展に入選しなければ認められないと思い、師に背いて出品を続けた。27歳の時、3回目の出品で初入選し、周囲は大騒ぎ。妻は作品づくりの邪魔をしないように、と文句を言わず協力してくれた。妻がいなければ、日展入選はなかったかもしれない。

  書に対する思いは、この道に入って60年ほどたった今も変わらない。自分が上達するのと同時に、弟子を大きくする命題もある。「書は才能は二の次で、努力する人にかなわない」が持論。「何枚書いても思うように書けない」と言う人もいるが、20枚や30枚では甘い。うまくなるには継続が大切。いつになっても納得のいく字は書けないから、今でも勉強の毎日だ。

  書は生活の全て。戦時中は考えられなかったくらい長生きができ、これからは集めた書の資料をまとめて後世に残す準備をしていきたい。

プロフィル

こもり・しゅううん 本名・三朗。1928年、高松市生まれ。小学校教諭として勤務する傍ら、51年から中原一耀さんに師事。日展入選、県展文部大臣賞などを受賞。県美術家協会名誉会長。

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