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日本ならではの着物文化伝えたい

桂社長・奥山功さん

桂社長・奥山功さん

2011/07/10

 香川県内で呉服店「きものサロン桂」などを経営する桂(高松市)の奥山功社長(67)は、28歳の若さで呉服の世界に飛び込んだ。業界の売り上げが下がり続ける中、独自の販売手法に挑んだり、中学生に着付けを体験してもらうなど、和装の普及と発展に力を入れている。奥山社長に着物への思いを聞いた。

       ◇

 中学3年で縁あって高松に引っ越し、高校卒業まで過ごしたが、当時は「通過場所」と思っていた。大学時代は普通の学生生活が嫌で、夜間の美容学校に通ったり、役者の端くれで舞台に立ち、自分探しをしていた。

 高校時代の友人に「一緒に商売をしよう」と誘われ、高松に戻って勝負することにした。着物は芝居で着る程度だったが、老舗しかない世界に若者が入れば面白いのでは、と思った。

 ピーク時に2兆円産業だった呉服業界だが、現在は4000億円を割っている。私が商売を始めた1970年代は、既に下り坂。老舗よりリーズナブルな価格設定にしたり、成人式前の女性向けに夏場に振り袖を売る方法を考えた。同世代や親世代に対し、先輩たちとは違った若い感性で商品を提案できた。

 嫁入り道具に着物一式が売れた時代は過ぎた。着物を売るだけでなく、売った後が大切だと考え、着物パーティーや観劇など着てもらう機会をつくるようにした。着物を後世に残すのにも役立ちたいと、NPOの一員として中学生に着付けを教える活動も続けている。

 着物の産地を訪ねて職人さんの技に触れるたびに、この人たちが作った服を売ってお返ししなければと思う。呉服業界に入って40年。老舗でない感覚を大切にしながら、日本ならではの着物文化を伝えていきたい。

プロフィル

おくやま・いさお 1944年、旧満州(中国東北部)生まれ。両親の古里山形や東京などで暮らした後、高松一高を経て、日本大法学部卒。84年に桂を設立。NPO法人和装教育国民推進会議県支部長、全国呉服専門店協同組合理事、日本きもの連盟常任理事なども務める。

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