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「働くことを生きがいに思って」、従業員応援

平本店女将・笹野文枝さん

平本店女将・笹野文枝さん

2010/12/05

 高松市内でうどん店6店舗を展開する平(たいら)本店(同市春日町)。「地域に貢献するうどん店」を目指し、従業員に高齢者や障害者を積極的に採用するほか、11月には太陽光発電などを備えた「エコうどん店」をオープンした。「女将(おかみ)」の肩書で、従業員を指導する笹野文枝さん(61)に開業のきっかけやうどん店への思いなどを聞いた。

  平本店は、おしぼりリースのタイヨウ(同市春日町)のうどん店部門が独立し、2006年に設立。うどん店は12年前にオープンしたかすが町市場が1号店で、元は定年を迎えたタイヨウの社員の新たな職場として立ち上げた。
  このため、店舗を増やした現在も約90人の従業員のうち、半数以上が60歳以上のいわゆる「おばちゃん」。だが、このおばちゃんのパワーが店の活気あふれる雰囲気をつくってくれている。
  女将の仕事は、各店を回り、従業員を指導すること。口で説明するだけでは誰もついて来ない。自ら動いて手本になることを大切にしている。おばちゃんだけでなく若い従業員もいるため、橋渡し役になることも大事な役割だ。
  11月には太陽光パネルやLED灯を整備した環境配慮型の店舗「エコぽん太」を同社6店目のうどん店としてオープンした。地球温暖化防止も地域貢献の一つだと思っている。近所の人が大勢来店してくれていて、地域の憩いの場にもなっているようだ。
  各店とも地域を支え、地域に支えられここまで来た。障害者も従業員として受け入れているが、従業員には働くことを生きがいに思ってほしい。自分の夢はそんな従業員を応援することだ。

プロフィル

ささの・ふみえ タイヨウの社員として約40年間、総務、人事、経理を担当。役員室長なども歴任し、うどん部門に立ち上げから関わった。2009年にタイヨウを退職し、本格的に平本店へ。女将として従業員の指導などに当たっている。高松市下田井町。

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