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大事に育てた醤油で食卓に笑顔を

「金両」5代目当主修業中 藤井寿美子さん

「金両」5代目当主修業中 藤井寿美子さん

2010/10/17

 1880年創業の醤油(しょうゆ)醸造元「金両」の5代目で藤井家15代当主修業中の藤井寿美子さん(39)。伝統の味を守りながらも、「醤油娘」と名付けたキュートな小瓶のだし醤油など、女性ならではの感性を生かした商品づくりに励む藤井さんに、醤油へのこだわりや夢を聞いた。

  小学校時代はすごく古い子で、醤油屋になりたいと書いていた。醤油の香りに敏感で、“醤油蔵入り娘”だった。
  3年弱地元の銀行で勤め、家業を継いだ。男社会で商売をしなければと最初は片意地張って頑張っていた。ある時、「醤油を使うのは女の人が多い。女心がわかる女に生まれてよかったのでは」とプレッシャーが感謝に変わり、すごく楽になった。
  杉の桶(おけ)で昔ながらに2、3年かけて造るのがこだわり。桶にすみつく菌たちが働いてくれ、おいしい醤油ができる。敏感な人は杉の香りがするという。自分の子どものように時間をかけて育てると、大豆や小麦のうま味もたくさん出てきて、塩の角も取れまろやかな味になる。
  口コミやお取り寄せで販売しているが、熱烈なファンの方が多く、普通ならこちらが「買ってくれてありがとう」なのだが、お客さんが「おいしい醤油を造ってくれてありがとう」と言ってくれるのがうれしい。喜んでもらえるのが励みだ。
  食べることは心を満たすこと。家族の心を温かくする調味料になりたい。送り出すときは娘を嫁に出すような気持ち。笑顔と小豆島の風を届けたい、家族みたいな存在であってほしいと、最近「醤油パパ」や「醤油娘」を造った。「醤油パパとって」と笑顔があふれる食卓になってほしい。
  好きな言葉は「念ずれば花開く」。代々のまじめさは守りつつ、遊び心いっぱいに女性ならではの新しい風を入れたい。6月に結婚した。「16代目」と、小豆島の発展につながっていけるような会社になるのが夢だ。

プロフィル

ふじい・すみこ  1970年小豆島町馬木(旧内海町苗羽)生まれ。小豆島高、甲南女子大短期大学部(食物栄養専攻)卒業後、県内の銀行に就職。3年後に退職し、現在「金両」5代目当主として修業中。

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