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人間が作った最古の宝石、人の思いが凝縮

とんぼ玉shopKIRARIオーナー・片山 史枝さん

陶芸家・秋山陣さん

2010/09/26

 取り壊した家屋などの廃材を使い、独力で造り上げた家。電気は通っているが、ガスはなく、水は井戸からくみ上げるという。現代では考えられない生活だが、家の魅力にひかれてか、多くの人が集う場所になっている。称して「廃材天国」(丸亀市金倉町)の主人にして陶芸家・秋山陣さん(37)に、日々の生活に対する思いを聞いた。
      ◇
  幼いころから工作が好きで、祖父が自分で棚を作ったり、壁を直したりするのを一緒に手伝っていた。成長して、父親が趣味でやっていた陶芸に興味を持つようになった。20歳から3年間、備前焼を学んだ。陶芸は、表情、色、質と、毎回仕上がりが違う。自然の力に触れることができ、とても面白い。
  備前焼には大量のまきが必要だ。帰郷して家屋解体業者らに依頼し、廃材を分けてもらうことにしたら、驚くほどの量が集まった。環境問題に関心があったわけではない。ただこんな立派な廃材があるなら、これを使って家を造ろうと考えた。
  2001年に三豊市内で1軒目の家を建設し、廃材天国は08年に完成した。陶芸をやりながら田んぼもやり、自分たちの食べるものを作り、合間を見て家を拡充している。
  この生活のいいところは、すべて自分で決められること。朝4時に起きて、「さあ、きょうは何をしようか」と、仕事を考える。無理もなければノルマもない。なまけることもない。
  日々をつづったブログを見て、たくさんの人から電話やメールをもらう。東京や秋田などから訪ねてくる人もいる。こんな生活は初めての経験ばかりのようで、価値観が変わったと言う人も多い。
  好きなことが自由にできる今の暮らしは、やめられない。子どもたちにもこういう自由な生活を送ってほしい。はっきりとノウハウ化はできないが、次世代の指針の一つになれるスタイルを目指したい。

プロフィル

あきやま・じん 1973年、丸亀市生まれ。坂出高卒。94年から3年間、浦上善次氏に師事し、備前焼を学ぶ。2008年、廃材天国完成。1日自給自足体験や、手作り料理教室などを展開中。

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